北向観音「護摩」ライブカメラ(動画・音声あり)
通常は参加者しか見ることができない不動堂の護摩祈祷がライブカメラでご覧いただけます。不動堂内部にライブカメラを設置することで祈祷の様子とご本尊様のお姿を拝むことができるとともに、音声配信を通してより臨場感を味わっていただけます。全国的にも珍しい「護摩」ライブカメラです。護摩開催日時:元旦〜1/12まで 7時・10時・11時・12時・13時・14時 ※年内は随時開催
護摩焚きは、仏の智慧の火(護摩の炎)で煩悩を焼き尽くし、所願成就(家内安全、厄除け、商売繁盛など)を祈る密教の秘法で、護摩木や供物を火に投じて不動明王などの本尊に供養する厳粛な儀式です。
護摩ライブカメラは、事情により北向観音に直接参拝することが困難な方から「ライブカメラの映像を通して拝んでいます」というお話を聞いて、設置することになりました。
現在北向観音ではオンラインでお守り・護摩札の授与をしていますが、参拝が困難な方のためにリモートの護摩祈祷も検討しています。
北向観音堂は、平安時代初期の天長2年(825年)、比叡山延暦寺座主の慈覚大師円仁により開創された霊場です。
安和2年(969年)、平維茂は一山を修理し、三楽寺、四院、六十坊を増築したと伝えられています。
寿永元年(1182年)には源平争乱の中、木曾義仲の手により八角三重塔と石造多宝塔を残して全て焼失してしまいますが、源頼朝の命のもと伽藍復興がおこなわれ、建長4年(1252年)、塩田陸奥守北条国時により再興されました。
本堂が北に向いているのは、わが国でもほとんど例がありません。
北向観音様は北向に建立され 千手観音様を御本尊として現世利益を願い、また善光寺様は南向きに建立され阿弥陀様を御本尊として未来往生を願います。
現在と未来の片方だけですと片詣りと言われおり、向き合ってる両方をお詣りしたほうが良いと言われるようになりました。
今の時代の幸せを願い極楽世界でも幸せであるようお詣りください。
愛染カツラ(市指定文化財)について
樹齢1200年の老木で天長の昔、常楽寺の火坑出現の観世音菩薩が影向(ようごう=神仏が一時姿を現すこと)した霊木といわれています。 境内の東隅にある愛染明王堂とこの桂の木に因んで故川口松太郎氏(1899 - 1985、第一回直木賞受賞)が「愛染かつら」を書かれたことはあまりに有名です。 若い人たちからは「縁結びの霊木」として親しまれております。また昭和14年6月5日、長野県の天然記念物に指定されました。
北向観音 上田市別所温泉1656 電話0268−38−2023
http://www.kitamuki-kannon.com/
































